藍染仕立て 藤澤 幸宏

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tenugui.jpg ゆかたの起源は古く平安時代と聞きます。其の昔高貴の方が入浴する時裸では入らず白い湯衣惟子(ゆかたびら)と云う衣を着て入ったと云はれ、江戸時代に入り庶民の間に夏の着物として模様を付けて発達した(湯衣惟子の惟子をとって湯衣、現在では浴衣となった)。当時は藍染ゆかた一種類で職人の工賃も他の職人の倍近い収入があったと聞きました。

藍染ゆかたは科学染料のゆかたに無いやわらかな染色の感じが味わえる。半天には藍染の総柄半天が喜ばれる。


藤澤 幸宏 / 作品

藍染め型付け / 工程

名 前:藤澤 幸宏  
工芸品:藍染め形付け
住 所:墨田区京島1-29-1
略 歴:昭和34年 東京墨田区生まれ

 

 墨田の地で、120年藍染職人として二代目、三代目が現在も藍染の製品を作り続けています。
江戸ゆかたは、今では、東京で三軒ほどしか製造しておりません。技法が機械化され少なくなってしまいました。
型紙を彫ってくれる職人の技術など、何人かの手を借りて一つの製品が出来上がります。
是非御見学ください。見学は午後1時~5時。土、日、祭日。体験はお電話で御予約下さい。

明治18年生まれの初代 善二郎、大正13年生まれの二代目 謙二、昭和34年生まれの幸宏と稼業を継いできました。
私は染色の専門学校を卒業後、藍染の仕事に弟子入りし、家の仕事に入りました。30年の時が過ぎ、50歳を過ぎてしまいました。

仕事に失敗はつきものですが、失敗の経験を何度も繰り返した事が今になってみれば、良い経験だと思っています。
頭で覚えたのではなく、身体に仕事がしみ込んで行く、それが職人の技に繋がっていくのだと思います。

私は仕事の緊張を取るために趣味をいくつか持っています。テニス、スキー、黒鯛釣りなどですが50歳を過ぎまして、それぞれ疲れが残ってしまう趣味になっています。でも仕事をひと時忘れるのも、大切な事だと思います。

テニスは、人間関係に広がりができる楽しいスポーツで、そこから飲み友達も増えました。スキーは、空気のきれいな場所で冬山の美しさをみて感動できたり、黒鯛釣りは、自分のホーム場所が夢の島なので、今の若洲海浜公園に行き、夜釣りで大好きな黒鯛を釣っています。
もうひとつの趣味は、鉄っちゃんです。SL大好き人間です。

■ 連絡先

aizome_y.jpg氏 名:藤澤 幸宏
住 所:墨田区京島1-29-1(小さな博物館)
電 話:03-3611-6760