墨田の地で、120年藍染職人として二代目、三代目が現在も藍染の製品を作り続けています。 江戸ゆかたは、今では、東京で三軒ほどしか製造しておりません。技法が機械化され少なくなってしまいました。 型紙を彫ってくれる職人の技術など、何人かの手を借りて一つの製品が出来上がります。 是非御見学ください。見学は午後1時~5時。土、日、祭日。体験はお電話で御予約下さい。
明治18年生まれの初代 善二郎、大正13年生まれの二代目 謙二、昭和34年生まれの幸宏と稼業を継いできました。 私は染色の専門学校を卒業後、藍染の仕事に弟子入りし、家の仕事に入りました。30年の時が過ぎ、50歳を過ぎてしまいました。
仕事に失敗はつきものですが、失敗の経験を何度も繰り返した事が今になってみれば、良い経験だと思っています。 頭で覚えたのではなく、身体に仕事がしみ込んで行く、それが職人の技に繋がっていくのだと思います。
私は仕事の緊張を取るために趣味をいくつか持っています。テニス、スキー、黒鯛釣りなどですが50歳を過ぎまして、それぞれ疲れが残ってしまう趣味になっています。でも仕事をひと時忘れるのも、大切な事だと思います。
テニスは、人間関係に広がりができる楽しいスポーツで、そこから飲み友達も増えました。スキーは、空気のきれいな場所で冬山の美しさをみて感動できたり、黒鯛釣りは、自分のホーム場所が夢の島なので、今の若洲海浜公園に行き、夜釣りで大好きな黒鯛を釣っています。 もうひとつの趣味は、鉄っちゃんです。SL大好き人間です。
氏 名:藤澤 幸宏
住 所:墨田区京島1-29-1(小さな博物館)
電 話:03-3611-6760